炎の拡大を防ぎ、有毒ガスを閉じ込める「命の境界線」
建築基準法第12条に基づき、特定建築物に設置された「防火扉(防火戸)」が火災時に意図通り作動するかを検査する制度です。 普段は壁に固定されて開いている防火扉ですが、火災の熱や煙を感知器が捉えた瞬間、連動してロックが外れ、自動的に閉鎖しなければなりません。隙間なく完全に閉まりきらなければ、防火区画としての役割を果たせなくなります。
主な検査・測定項目:
- 連動閉鎖テスト:煙・熱感知器の作動信号と連動し、ドアキャッチ(保持装置)がスムーズに解除されて扉が自閉するかを確認します。
- 閉鎖速度の測定(ドアクローザー):扉が閉まるスピードが早すぎて避難者に牙を剥かないか、逆に遅すぎて完全に閉まりきらない状態になっていないかを診断します。
- 閉鎖時の隙間・戸当りの確認:★修正箇所★ 扉が閉まりきった際に、床や枠との間に不適切な隙間が生じていないか、戸当りゴム(遮煙材)に著しい劣化がないかを点検します。
- 順位調整器の作動(親子扉・両開き扉):左右の扉が閉まる順番が交差して半開きにならないよう、調整器具が正しく機能するかテストします。
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