建築基準法第12条:特定建築物定期調査

建物の「構造・外壁・避難経路」の劣化を総点検。
資産価値を守り、事故を防ぐ「特定建築物定期調査」

多くの人が利用する中大型ビル・マンション・ホテル等に課せられた義務調査。 コーセイでは、一級建築士等のプロが敷地から屋上、外壁全面打診まで、国および静岡県の基準に沿って一社ワンストップで精緻に報告代行いたします。

特定建築物定期調査とは

建物全体の「健康状態」を診断する総合ドック

建築基準法第12条第1項に基づき、ホテル、病院、高齢者施設、百貨店、学校、一定規模以上の共同住宅(マンション)やオフィスビルなどを対象に、経年劣化による事故を未然に防ぐための総合調査です。 建築基準法施行規則が定める定期報告の法的な枠組みは「おおむね6ヶ月〜3年の間において特定行政庁が定める時期」と規定されています。全国的には3年に1回の周期を採用する自治体が多いですが、静岡県では独自の特記事項として、建物の用途ごとに「令和偶数年度」「令和奇数年度」に区分され、実質【2年に1回】のサイクルで報告時期を迎える、非常に管理の重要性が高い運用となっています。

主な調査項目:

  • 敷地・地盤:沈下やひび割れ、敷地内の通路が避難に支障がないかを確認します。
  • 建物の外部:外壁のタイル、モルタル、窓サッシ、看板等の取り付け状態を調査します。
  • 屋上・屋根:防水層の劣化、ルーフドレンの詰まり、パラペットの亀裂などを確認します。
  • 建物の内部:壁・天井の防火仕上げの状態や、防火区画(床・壁)に隙間がないかをチェックします。
  • 避難施設:廊下、階段、避難口に荷物が置かれていないか、非常口の扉が正常に開閉するかを確かめます。
報告の時期(国の法律による枠組み) おおむね6ヶ月〜3年の間で特定行政庁が定める時期
(全国の多くの自治体では「3年に1回」が一般的です)
※静岡県における特記事項 建物の用途ごとに「令和偶数年度」「令和奇数年度」に細かく指定されているため、県内では実質【2年に1回】の周期で報告時期を迎える運用となります。
調査資格 一級・二級建築士、特定建築物調査員
提出先 各特定行政庁(各市区町村の建築指導課など)
ビルの外壁を打診棒を使って慎重に調査する特定建築物調査員
※建物の構造や外壁の劣化状況を五感と専用器具で詳細に調査します。

見落とせない「築10年超タイルの全面打診ルール」

タイル貼りやモルタル仕上げの外壁の場合、竣工または外壁改修から10年を経過した後の最初の調査時に、手の届く範囲だけでなく「外壁全面」の浮きを調査することが法律で義務付けられています。コーセイでは建物の形状や周辺環境に合わせて2つのアプローチが可能です。

① 打診棒による物理打診(足場・ゴンドラ・高所作業車)

調査員が直接外壁に触れ、音の違いでタイルの浮きを1枚ずつ確実に特定します。精度が極めて高く、そのまま修繕計画へ直結できます。

② 赤外線サーモグラフィカメラ調査

地上から高解像度赤外線カメラで外壁を撮影し、太陽熱による温度差(浮いている部分は熱がこもりやすい性質)から異常個所を解析。足場コストを大幅に抑えられます。

⚠️ 特定建築物調査の未提出や「要是正の放置」に潜むリスク

特定建築物調査の指摘は、建物の構造や外壁など「物理的な破壊や事故」に直結するものが多いため、放置は大変危険です。

未報告・是正放置の罰則

定期報告を怠ったり、虚偽の報告をした場合は建築基準法第101条に基づき、100万円以下の罰金の対象となります。

外壁剥落による人身事故

タイルの浮きを放置し、外壁が地上へ剥がれ落ちて歩行者に直撃した場合、取り返しのつかない人命事故に発展します。

オーナー様の巨額の損害賠償責任

民法第717条「土地の工作物責任」により、建物の欠陥で他人に損害を与えた場合、所有者は無過失責任(過失がなくても責任を負う)を問われ、数千万円〜億円規模の賠償リスクを背負うことになります。

特定建築物調査においてコーセイが選ばれる理由

外壁修繕の本業だからできる、無駄のない最適な高所調査プラン

私たちは外壁補修や大規模修繕を自社で行う「建物のプロ」です。外壁の全面打診にあたっては、建物の立地や高さに応じて足場の仮設、ゴンドラ、高所作業車、あるいは赤外線カメラの併用など、最も安全でコストがかからない最適な調査手法を的確に組み立てます。調査専門会社のように『高所機材の手配を丸投げして高額な中間マージンを上乗せする』といった無駄が発生しません。

要是正(外壁ひび・タイルの浮き・防水)の改修まで一社完結

調査の結果、「タイルの浮きが多数発見された(要是正)」「屋上防水が切れて雨漏りのリスクがある」となった場合も、自社の工事部門がそのまま外壁修繕・防水工事の見積もり・施工までスピーディーに対応。書類上の指摘だけで終わらせず、建物の延命まで一社で完結します。

中間マージンをカットした透明性の高い見積もり

調査から特定行政庁への書類提出代行、修繕工事の施工まで、すべてコーセイの自社スタッフが責任を持ってワンストップ対応。下請けへの丸投げによる余分なマージンを排除し、常にクリアな適正コストをお約束します。

「報告時期が近づいている」「外壁の全面打診の費用が高くて困っている」など、お気軽にご相談ください

他社様の調査で出された前回の報告書や、建物の図面をお手元にご準備いただくだけで、スムーズに見積もり対応が可能です。
静岡県全域の物件において、現地確認および調査計画のご提案・お見積もりは完全に無料で対応いたします。

受付時間:平日 8:30〜17:30(土日祝休)※緊急の雨漏り対応、外壁のひび割れトラブル等にも迅速に対応いたします